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病気のコト② [家族]

病気の診断を受けたて、何がどうかわったのかというと。

食生活の基本が、「絶食」。
一生病気と付き合っていかないといけないので、定期的な通院。
病気が悪化したら即入院。そのつど、手術検討。
これまでと同じ日常には二度と戻れない。

食生活の基本が絶食。
この病気の食生活は、基本「絶食」。なぜ、絶食なのかは病状を安定させるため。口から食べ物が入ると、それが消化されていく過程で病変している部分に影響が出る。
病変している部分を消化物が通ると、炎症を起こして、下痢だったり腹痛だったりを引き起こして、体調が崩れる。なので、何も食べず、安静にして炎症を抑えることが病状を安定させる事につながる。ただ、病状が安定していれば安全な食べ物は食べられますが。

じゃあ、普段のエネルギーはどこから摂取するのかというと、エレンタールという栄養剤が活躍。
粉末状の物を水に溶かして、口から飲んで摂取。これを飲めばカロリー摂取と生活に必要な栄養素もほぼ網羅できるという優れもの。ただ、一日あたり1600ml〜2000ml摂らないといけないのが難点(500mlのペットボトルでいうと、4本)。そして、味も。このエピソードは、また別の機会に。

一生病気と付き合っていかないといけない。
病気の経過をみる為にも、定期的に通院して医師の診察をうけなければいけない。
その度に医療費がかかり、年間に換算すると相当な医療費に上ることに。ただ、クローン病の場合は一定の自己負担があるものの、難病に指定されているという事で、国と県から医療費の補助を受ける事が出来るのが救い。

病気が悪化したら即入院。そのつど、手術検討。
少しでも体に異変を感じたら、即入院。そして、今後悪化の一途を辿るようなら、手術して病変部分の切除が。そのときが、いつくるのかは自分でも分かりません。

これまでと同じ日常には二度と戻れない。
震災と原発事故でも福島が一変したときに感じた以来、これが二度目。今日と同じように明日が過ぎていくのが、どんなに幸せでかけがえの無いものか。それが二度と訪れないって、うちひしがれるほど辛い。

話を戻して、医師に病名を告げられて、真っ先に考えたのはこれからの事。
今の仕事は、生活は、住まいは、どうしていくのが良いのか。そして、病気についてネットで調べて、
一晩考えて、翌日病院に来てくれた嫁に告知。医師から告げられた病気の事、この時点で考えていた今後の事を伝えた。
クローン病だったということ、仕事は転職した方が良いんじゃないかという事、何かあっても大丈夫なように実家に拠点を移した方がいいだろうということ、などなど。そのときは、もう少し冷静になって考えていこうということ、これまでの体調の不調の原因が分かって少なくとも良かったね、という話はしたと思う。

病気の事を仕事先や周りに伝えるかどうかについては、どういう影響が出るか読めない部分もあり、保留に。ネットで見た情報とか、少なくとも病気になっておよそ2年近くは普通に働けていた事もあったので(今回、あくまで病名が分かっただけという事もあり)、全く働けない事は無いだろうと判断して。今後、どうにもならなくなったら打ち明けるという事で、保留の判断に至った。

そうして、手探りで病気と付き合いながらおくる新しい生活の模索が始まった。
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病気のコト① [病気]

転職の日記で最後につづった病気(クローン病)のことについて、長くなりますが何度かに分けて、整理していきたいと思います。

はじめに。
自分もこうしたところから情報を参考にさせてもらったので、同じような状況に置かれている人たちのために、少しでも役立ってもらえれば。
周囲には伏せてきましたが、この4月から新しい生活が始まるにあたって、オープンでいこうと決めて、これから新たに書き綴っていこうと思います。

病気発覚の発端。
それは5月の大型連休中の出来事。5月6日の夜に自宅で過ごしていると、下腹部の腹痛が断続的に怒り始めた。次第に嘔吐もするようになり、時間と共に回数が増え、いつまでたっても治まらなかった。そして日付をまたいで翌日の明け方に救急車で病院に運ばれた。搬送されたときには自分で歩く事が出来ないほどに体力も消耗していて、消防のストレッチャーで運ばれるほど。

運ばれた市内の病院で、イレウス(腸閉塞:腸の中で狭くなった場所に物が詰まった状態)と診断され、即入院。医師からは「検査で問題が無ければ、10日程度で退院できる」と言われ、病棟のベットの上での入院生活が始まった。入院直後は腸の中にある残留物を外に出すために鼻からチューブを入れて吸引され、数日を過ごすはめに。

その数日後、一度目の検査で腸の中の通りがどうなっているかの検査をされた。しかし、結果は良くなく、腸の炎症は解消されていなかった。鼻のチューブは抜けたものの、入院は継続。
そして後日、再検査で異変が見つかった。

2度目の検査は、大腸カメラ。
そのカメラで大腸の中を見た時に、盲腸のあたりに異常を確認。医師からは「ちょっと、特殊な病気かもしれない」と伝えられ、そこでの説明は無く病室に戻された。

病室に戻って間もなく、新たに担当になったという医師から伝えられたのが、「クローン病」の診断だった。病院の病棟のカンファレンス室で、医師から告げられた直後も冷静に話が出来たのは、心の中で何となく意識していたからだと思う。

クローン病とは、炎症性腸疾患の一つ。口から肛門まで消化器官に慢性的な炎症を起こす病気。で、国の難病に指定されている疾患の一つ。患者は全国で3万人〜4万人程度。ちなみに、今の西洋医学では治療法は確立していないため、一生治らない病気。

それまで当たり前だった日常が一変。生活も価値観も。
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天職じゃなくて転職。 [日記]

こちらでも、日記に残すがてら報告。

来月から、今の仕事を離れて心機一転新しい仕事に就くことになりました。
地元・福島県に転職します。なので、公務員になります。

去年、何気なしに募集していた福島県の職員採用試験(民間経験者枠)に応募して、公務員試験の勉強もせずに一次試験を受けたら、運よく合格。
その次の二次試験に合格すれば、公務員になれるかもしれないと思い、焼き付けではあったものの対策を練って、二次試験に臨んで、首の皮一枚で何とか合格して、内定が出たというのが簡単な、これまでの流れです。

周りからは、「勉強大変だったね」とか「よく仕事の合間にしてる時間があったね」とか言われますが、本当に「運だけで受かった」の一言に尽きます。強いて付け加えるとするならば、これまで6年4か月のあいだ、福島で記者の仕事をしてきたことがプラスに転じたんだろうなという感想だけですね。

それでも、地元で残りの人生を賭して働けるなら、それはそれでずっと思ってきたことなので、記者の仕事を離れて全く新しい環境になるものの、その思いが叶ったのは良かったと思います。

そして、別の日記で公務員への転職のきっかけをblogに書きますと宣言してしまったので、きっかけをこの日記の最後に。公務員への転職のきっかけは、自分の病気の判明でした。

去年5月に、クローン病という病気の診断を医師から受け、これから一生涯、仕事をしていくなかで自分の健康管理が出来て、仕事も続けられて、家族も養っていける道を考えた時に、公務員の選択肢が浮かび、思い切って受けてみたのが、全ての始まりでした。
クローン病ってなんぞや?と思った方は、ググって調べてみてください。どんな病気か、分かると思います。

今回の日記では、ここまで。これまでの経緯については、また別途アップしますので、そちらを読んでもらえればと思います~。
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30歳 [自分]

今の仕事に就いて、気がつけば月日が過ぎて去年11月で6年も過ごしてました。そして、30代の仲間入りも。

20代の前半は、大学時代と新社会人生活で落ち着きの無い年代でしたが、20代後半は後半で、震災に原発事故後の福島の取材に追われたり、娘が産まれたり等など、公私ともに変化する年代でした。これは、まだ30代に入ってもしばらく続きそうですが…。

それにしても自分の場合、年齢だったり節目の年はいろいろ考えさせられる事がタイミングよく起こるなと感じる。ほかの皆さんもそうなのだろうか?

30歳になって常々思うのは、一般的な定年の60歳までの残り30年間をどこでどう働くかとか、1年2年先の自分を思い描いて過ごすよりも、10年単位のスパンで将来どうしているかを考えて、今を過ごす事が大事なのかなと。

失われた世代から日本での生活の価値が多様化していって、一昔前の当たり前の生活が羨まれるような今の時代で格差、老後不安が急速に拡大しているからかな。

それに、震災と原発事故後。自分がどんなに望んでも、それ以外のところで働いた力が自分の生活や日常を変えてしまう事を体験したから。ここで、当たり前の生活の幸せがどれだけかけがえの無いものだと痛感させられたし気づかされた。

そう考えて、将来を見通しつつも、日々後悔の無いようにやる事は先延ばしにしない。何があってもいいよう頭の中で常に考えを巡らせて、何事も受け入れて対処出来るだけの余裕と懐を持てる、そんな大人と親になれるような30代でありたい。

30歳の抱負でした(笑)。
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6年ぶりに [日記]


突然思い出したように、6年ぶりに自分のブログに戻ってきました。
見返して思う、過去の自分の恥ずかしさと言ったら…。言葉も無いです。

mixi、facebookとSNSツールは、日進月歩で増殖していってますが、
こうして日常のできごとをつづるには、こういう場がしっくりくるかも。です。

情報を求めている人の為に、情報を出していくことの必要性が改めて理解できるようになって、
このブログももう一度、更新していこうかなと思う、2015年です。
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